活版印刷


KATUJI

最近、20代世代で見直されている「活版印刷」

私の名刺も例に漏れず、活版印刷で印刷しました。

活版印刷と言っても、鉛版・線画凸版、凹版・樹脂版があり、

今日は樹脂版が手軽でそちらが主流のように思います。

印刷では一昔前、DTP(デスクトップ・パブリッシング)が普及する前。

今はもう、デジタル製版が主流になって、

その存在を知っている方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。

「写植屋さん」と言って活字を「組版(くみはん)」して頂き、

そこへ、インクを盛り、刷って頂くのですが、これがまた、職人技で!

自分でやろうとしても、なかなか上手く出来ません。。。

また、一枚一枚が手作業なのでこの世に1つも同じ物が刷り上がりません。

私の名刺は「鉛版」を腐食させ、凸版印刷でレタープレス(日本ではテキンと呼びます)で刷って頂きました。

年賀状は「文字組」をして頂き活字を一本一本丁寧に、

そして、文字と文字の間を均一にして印刷機にセットして刷って頂きました。

この時立ち会いもしたのですが、すべてが手作業なので、

印刷機に文字組みした活字をセットし、試し刷りで色の出具合、

文字の刷れやズレを見るのですが、「ちょっとズレてるな〜」と言うと

職人さんが「あいよ!」と紙の厚さなどでチョットのズレを直してくれる。

本当に神業です!

職人さん達はどんどん 高齢化も進んでおり、廃業している方々もいます。

鋳造はまだしておりますが、日本で唯一「母型」を掘る方もお亡くなりになられたので、

今ある「母型」が摩耗して無くなったら、造る術が無くなってしまいます。

長く続いている活版印刷の歴史、ここで幕を下ろすのでしょうか。。。